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【修羅場】婚約者『妊娠した!嬉しい』俺「あーっははは!!」婚『!?』→俺が子どもを作れない診断書を見せた結果wwww

もう2年も前の話です。俺には婚約者がいました。
就職後に飲み会で知り合った女の子で、
会った当時はお互い24歳でした。

初めから可愛いなって思ってて,
席が隣同士だったのがきっかけで仲良くなり、
付き合い始めました。

彼女を仮にM子とします。

M子は、性格はおとなしめで、
色白のやや小柄な体格をしていました。
だけど俗に言う"男性が好みそうな外見"でした。

俺が残業から疲れて帰ってくると、
料理を作って待っててくれてるような、
優しくて気立てのいい女の子でした。

お互い酒が好きなほうで,
デートの時にはよく居酒屋やBarに行き、
楽しく飲んでたものでした。

行為はお互い初めてではありませんでしたが、
相性は良く、
M子は俺とするようになってから
初めて楽しかったと言ってました。

付き合って2年半の後、俺に異動の話があり
2年ほど地方の支社に行くことが決まったんですが、
「離れるのは辛くて嫌だ、
そんな辛い想いをするなら別れる方がいい」と、
M子が泣いていた時に、プロポーズをしました。

すると・・・・・

帰ってきたら必ず結婚しようと話した時の、
M子の泣いたような笑ったような顔を今でも覚えてます。
結納を済ませ転勤した後も、お互いマメに連絡を取り合い、
休みの時は飛行機に乗って会いに行ったものでした。
転勤から1年ちょっとほど経ったある日。

俺の兄夫婦のデキにくい原因が兄にあることが判明し、
俺も検査することになったんです。

結果は、俺も子供を作る能力がありませんでした。
 
目の前が真っ暗になり、体がガタガタと震えました。
自分の体の欠陥についてのショックも大きかったのですが、
M子と結婚しても
子供が出来ないといった事実が怖かったんです。

M子は子供好きな方で、M子の姉の子供の写真を見ながら、
「わたしにもかわいい赤ちゃんが出来るかなー」
と言ってたほどでした。

この事がM子に判ったら捨てられるかもしれないと思うと、
恐ろしくて仕方がありませんでした

しかし黙っておく訳にもいかず、
本来帰る予定の無いその週の週末に、
急遽M子の所に帰りました。
普通なら前もって連絡を入れてから帰るところなんですが、
M子と話すのがまだ怖かったので、
何も伝えないままの帰郷でした。
 
 
M子の住んでるマンションの前に夜の8時頃着きましたが、
M子の部屋の明かりは点いていません。
携帯に電話したけどつながりませんでした。
ドアにも鍵がかかっており、どうやら外出してるようでした。

このとき、俺の元いた部屋は転勤の際に解約しており、
帰郷の時はM子の部屋に泊まっていたため、
彼女が帰ってくるまで居場所がありません。
(合鍵は持っておらず、
俺の実家は遠いためわざわざ帰る気がしませんでした)
しかたなく、近くの繁華街に行き軽く食事をした後、
馴染みのBarに行って暇を潰すことにしました。

Barの入り口まであと10数メートルまで来たところです。
入り口から見馴れた人物が出てきました。
M子でした。
思わず声をかけようとしたところ、M子の隣に男がいました。

俺の見覚えのあるヤツで、同期入社したSでした。
 
 
 

 

 
俺とは結構仲が良く、
転勤の前はたまに一緒に飲みに行ってる友達で、
既に結婚し子供も一人いました。
M子とSは、俺を介しての顔見知りであり、
たまに3人で食事をしてた程度の知り合いだったんです。

二人はBarから出てくるなり、
腕を絡ませて身体をくっつけあいながら、
俺の居た所とは別の方向へ歩いて行きました。
その姿は、どうみたって恋人同士の様でした。

俺は、暫く体が固まった様に動けませんでした。
なんだこれ?なんでM子がSと一緒にいるの?
二人を見失いそうになった俺は,
ようやく慌てて二人の後を追いました。
追いながら、嫌な予感が一杯でした。 
二人が歩いていく方向は、M子の部屋があるマンションです。

後をつけていた時の俺の顔、たぶん凄い顔してたと思います。
すれ違う通行人が、ギョッとした顔をしてましたから。

 

 
多分送って行くだけで、そのあとバイバイなんだろ、
今日はたまたま一緒に飲みに行って、
M子は酔っ払っていると抱きついたりする癖があるから、
今はただ酔っているだけなんだ。

だけど違ってたらどうしよう、
まさか浮気、不倫じゃないだろうな?
いつから?もう一線を越えちゃってるのか?
俺がいない間にいつのまに?
そんな事が頭の中を駆け巡ってました。

追いながら,俺は二人に声を掛けることが出来ませんでした。
今でも考えると情けないんですが、
多分二人を追ってる俺に気付かれる事が凄く怖かったんです。

二人はM子のマンションの前まで来た後、
立ち止まり小声で何か話している様でした。
何か喋っているのは聞こえますが、内容までは判りませんでした。
 別れの挨拶だよな、
このあと「また明日」って言って、帰るんだよな。
そう考えながら心臓がバクバク鳴ってました。
嫌な汗が体から出ていました。

しかしその後の光景は、思った以上に衝撃的でした。
 

 

 
M子がSの首に腕を絡ませると、
ぎゅーっと激しくハグしたのです。
かなり激しいものでした。
軽い挨拶程度のものじゃありませんでした。

吐息がM子から聞こえてきました。

Sは片手でM子に触りつつ、
もう片方の手でもM子を触っていました。
二人はマンションの中へ入って行きました。
M子が自分でSの手を取って、です。

その間、俺は身動き一つ取れずに固まったままでした。

 

 
間も無くM子の部屋の明かりが灯りました。
その時、俺の携帯にM子から着信が入りました。

M子
「もしもし、わたしだけど。
Kちゃん(俺の名前)、今日電話した?」
 俺 
「う…、うん。」
M子
「ごめんね、電話とれなくって。
職場の友達と一緒に食事してたの。ちょっと気付かなくって」

 俺 
「そうなんだ…」
M子
「もう家に帰ってきて、これから寝るからね。
じゃあ、おやすみなさい」
俺 
「あ、ちょっと…」
M子
「きゃっ…、あっ、なに?」

 M子のどこかうろたえた様な声が聞こえました。
明らかに、何かされていそうな感じでした。

 

 
本当は、何でSと一緒に居るんだって聞きたかった。
何でハグしてたんだって聞きたかった。

しかし、頭と口がまるで繋がってないかのように、
俺の口から出たのは、
本当につまらないありふれた事だけでした。

俺 
「どうしたの?具合でも悪い?」
M子
「な…、なんでも無い…。うん、また電話するね。」

電話がきれました。
もう、その時既に俺は錯乱していたと思います。
傍から見ると、下着泥棒か痴漢としか見えない様な感じで、
マンションの塀を乗り越えて、
一階にあるM子の部屋の窓を覗きに行ったんですから。

明かりが点いているM子の部屋の窓には、
もちろんカーテンがしてありましたが、
カーテンの隙間から中の様子を見ることができました。

そこで見えたのは、
名状しがたい姿のSとM子でした。

 

 
事を終えて、くっついて寝ている二人を尻目に
ふらふらと塀を乗り越えた後、
俺は二人が最初に出てきたBarに行ってました。

その場に乗り込んで二人に詰め寄る勇気など、
その時の俺にはありませんでした。

マスターに二人がここから出てきたのを見たと伝えると、
マスターは店が終わって他に客がいなくなった後、
いろいろ話してくれました。

俺が転勤になった後、しばらくしてから
M子がSと一緒にここに来るようになった事、
来るたびに親密さが増していってた事、
酔ったM子が、Sと何度も抱き合ったりしていた事、
たまに俺とM子が二人で来ることがあったが、
その2、3日後には必ずと言っていいほどSと来ていた事、
等でした。

俺は呆然と、俺の知らない間に
ずっとM子とSは今日の様な事を繰り返していたのかと、
改めて理解しました。

 

 
それにしても、俺といつも来ている店を浮気の現場にするなんて、
M子もSも何考えてんだ?
俺って馬鹿にされてるのかな、
それとも、もう眼中にも無いのかなって思うと、
また涙が滲んできました。

マスター曰く、普段俺と来ているこの店でデートすると、
二人とも燃えるらしいとの事でした。
マスターは、転勤前に嬉しそうに婚約指輪を見せながら、
M子との婚約を伝えていた俺が可哀相で
なかなか言い出せなかったそうで、
それを聞いた後、また俺は泣きました。

二十歳台半ばにもなった男が人前でえぐえぐ泣いているのは、
かなり見苦しかったと思います。

その後Barを出ましたが、
二人が寝ているM子の部屋に帰る事も出来ず、
その晩は近くのビジネスホテルに泊まりました。
結局、一睡もできないまま朝になりました。

夢や幻覚なら良いのにな…と思いつつ、
俺はM子のマンションへと向かいました。

 

 
そこで見たのは、マンションの入り口から
M子と一緒に出てきたSの姿でした。
別れ際に、二人は軽くハグをしていました。

ああ…、現実なんだなー…
ホント、その時の気持ちと言えば、
怒りとか悔しいとか情けない等はとっくに通り越していて、
ただ哀しい、それだけでした。

名残惜しそうにSに手を振っているM子の姿が、
まるで他人の様でした。
これが、ただ単に
SがM子の部屋から出てきた所を見ただけだったら、
その場で二人を問い詰める事も出来たんだろうけど、
その前の晩に強烈な浮気の現場を見てしまった後では
声をかける事も出来ませんでした。

結局、その日はM子と会うことなく、仕事先に帰りました。

 

 
その後の俺の様子はかなり酷かったみたいで、
会社の上司から休めと言われたほど憔悴していたようでした。

M子からは、
普段と変わらない様子で電話がかかって来ていました。
その日にあった事、今日何を食べたかなどの、
他愛も無い話です。

以前は、何でも無い事でもすごく楽しかった会話が、
あの時からは苦痛で仕方ありませんでした。
会話の度に、またSと会ったのか、
ひょっとしたら今一緒にいて、
行為しながら話してるんじゃないかと、
考えたくも無い妄想で気が狂いそうでした。

M子からは、俺がかなり気の無い
生返事をしていたように聞こえたんでしょうね。
「ねえ、ホントに聞いてる?」
と訊かれた事が、何回もありました。

そう言うこともあって、
M子は俺の様子がおかしいと感づいてきたんだろうと思います。

 

 
あの日から1週間ほど経ったある日、
M子がこんな事を訊いてきました。

M子
「ねえKちゃん、最近なにか様子が変じゃない?」
俺 
「ん?そうかな?」
M子
「何か電話しても楽しそうじゃないし、
Kちゃんから電話してくれてないし」

 「…そんな事無いよ…」

M子
「…ひょっとして、浮気してない?」

 「…………」

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もう2年も前の話です。俺には婚約者がいました。
就職後に飲み会で知り合った女の子で、
会った当時はお互い24歳でした。

初めから可愛いなって思ってて,
席が隣同士だったのがきっかけで仲良くなり、
付き合い始めました。

彼女を仮にM子とします。

M子は、性格はおとなしめで、
色白のやや小柄な体格をしていました。
だけど俗に言う"男性が好みそうな外見"でした。

俺が残業から疲れて帰ってくると、
料理を作って待っててくれてるような、
優しくて気立てのいい女の子でした。

お互い酒が好きなほうで,
デートの時にはよく居酒屋やBarに行き、
楽しく飲んでたものでした。

行為はお互い初めてではありませんでしたが、
相性は良く、
M子は俺とするようになってから
初めて楽しかったと言ってました。

付き合って2年半の後、俺に異動の話があり
2年ほど地方の支社に行くことが決まったんですが、
「離れるのは辛くて嫌だ、
そんな辛い想いをするなら別れる方がいい」と、
M子が泣いていた時に、プロポーズをしました。

すると・・・・・

帰ってきたら必ず結婚しようと話した時の、
M子の泣いたような笑ったような顔を今でも覚えてます。
結納を済ませ転勤した後も、お互いマメに連絡を取り合い、
休みの時は飛行機に乗って会いに行ったものでした。
転勤から1年ちょっとほど経ったある日。

俺の兄夫婦のデキにくい原因が兄にあることが判明し、
俺も検査することになったんです。

結果は、俺も子供を作る能力がありませんでした。
 
目の前が真っ暗になり、体がガタガタと震えました。
自分の体の欠陥についてのショックも大きかったのですが、
M子と結婚しても
子供が出来ないといった事実が怖かったんです。

M子は子供好きな方で、M子の姉の子供の写真を見ながら、
「わたしにもかわいい赤ちゃんが出来るかなー」
と言ってたほどでした。

この事がM子に判ったら捨てられるかもしれないと思うと、
恐ろしくて仕方がありませんでした

しかし黙っておく訳にもいかず、
本来帰る予定の無いその週の週末に、
急遽M子の所に帰りました。
普通なら前もって連絡を入れてから帰るところなんですが、
M子と話すのがまだ怖かったので、
何も伝えないままの帰郷でした。
 
 
M子の住んでるマンションの前に夜の8時頃着きましたが、
M子の部屋の明かりは点いていません。
携帯に電話したけどつながりませんでした。
ドアにも鍵がかかっており、どうやら外出してるようでした。

このとき、俺の元いた部屋は転勤の際に解約しており、
帰郷の時はM子の部屋に泊まっていたため、
彼女が帰ってくるまで居場所がありません。
(合鍵は持っておらず、
俺の実家は遠いためわざわざ帰る気がしませんでした)
しかたなく、近くの繁華街に行き軽く食事をした後、
馴染みのBarに行って暇を潰すことにしました。

Barの入り口まであと10数メートルまで来たところです。
入り口から見馴れた人物が出てきました。
M子でした。
思わず声をかけようとしたところ、M子の隣に男がいました。

俺の見覚えのあるヤツで、同期入社したSでした。
 
 
 

 

 
俺とは結構仲が良く、
転勤の前はたまに一緒に飲みに行ってる友達で、
既に結婚し子供も一人いました。
M子とSは、俺を介しての顔見知りであり、
たまに3人で食事をしてた程度の知り合いだったんです。

二人はBarから出てくるなり、
腕を絡ませて身体をくっつけあいながら、
俺の居た所とは別の方向へ歩いて行きました。
その姿は、どうみたって恋人同士の様でした。

俺は、暫く体が固まった様に動けませんでした。
なんだこれ?なんでM子がSと一緒にいるの?
二人を見失いそうになった俺は,
ようやく慌てて二人の後を追いました。
追いながら、嫌な予感が一杯でした。 
二人が歩いていく方向は、M子の部屋があるマンションです。

後をつけていた時の俺の顔、たぶん凄い顔してたと思います。
すれ違う通行人が、ギョッとした顔をしてましたから。

 

 
多分送って行くだけで、そのあとバイバイなんだろ、
今日はたまたま一緒に飲みに行って、
M子は酔っ払っていると抱きついたりする癖があるから、
今はただ酔っているだけなんだ。

だけど違ってたらどうしよう、
まさか浮気、不倫じゃないだろうな?
いつから?もう一線を越えちゃってるのか?
俺がいない間にいつのまに?
そんな事が頭の中を駆け巡ってました。

追いながら,俺は二人に声を掛けることが出来ませんでした。
今でも考えると情けないんですが、
多分二人を追ってる俺に気付かれる事が凄く怖かったんです。

二人はM子のマンションの前まで来た後、
立ち止まり小声で何か話している様でした。
何か喋っているのは聞こえますが、内容までは判りませんでした。
 別れの挨拶だよな、
このあと「また明日」って言って、帰るんだよな。
そう考えながら心臓がバクバク鳴ってました。
嫌な汗が体から出ていました。

しかしその後の光景は、思った以上に衝撃的でした。
 

 

 
M子がSの首に腕を絡ませると、
ぎゅーっと激しくハグしたのです。
かなり激しいものでした。
軽い挨拶程度のものじゃありませんでした。

吐息がM子から聞こえてきました。

Sは片手でM子に触りつつ、
もう片方の手でもM子を触っていました。
二人はマンションの中へ入って行きました。
M子が自分でSの手を取って、です。

その間、俺は身動き一つ取れずに固まったままでした。

 

 
間も無くM子の部屋の明かりが灯りました。
その時、俺の携帯にM子から着信が入りました。

M子
「もしもし、わたしだけど。
Kちゃん(俺の名前)、今日電話した?」
 俺 
「う…、うん。」
M子
「ごめんね、電話とれなくって。
職場の友達と一緒に食事してたの。ちょっと気付かなくって」

 俺 
「そうなんだ…」
M子
「もう家に帰ってきて、これから寝るからね。
じゃあ、おやすみなさい」
俺 
「あ、ちょっと…」
M子
「きゃっ…、あっ、なに?」

 M子のどこかうろたえた様な声が聞こえました。
明らかに、何かされていそうな感じでした。

 

 
本当は、何でSと一緒に居るんだって聞きたかった。
何でハグしてたんだって聞きたかった。

しかし、頭と口がまるで繋がってないかのように、
俺の口から出たのは、
本当につまらないありふれた事だけでした。

俺 
「どうしたの?具合でも悪い?」
M子
「な…、なんでも無い…。うん、また電話するね。」

電話がきれました。
もう、その時既に俺は錯乱していたと思います。
傍から見ると、下着泥棒か痴漢としか見えない様な感じで、
マンションの塀を乗り越えて、
一階にあるM子の部屋の窓を覗きに行ったんですから。

明かりが点いているM子の部屋の窓には、
もちろんカーテンがしてありましたが、
カーテンの隙間から中の様子を見ることができました。

そこで見えたのは、
名状しがたい姿のSとM子でした。

 

 
事を終えて、くっついて寝ている二人を尻目に
ふらふらと塀を乗り越えた後、
俺は二人が最初に出てきたBarに行ってました。

その場に乗り込んで二人に詰め寄る勇気など、
その時の俺にはありませんでした。

マスターに二人がここから出てきたのを見たと伝えると、
マスターは店が終わって他に客がいなくなった後、
いろいろ話してくれました。

俺が転勤になった後、しばらくしてから
M子がSと一緒にここに来るようになった事、
来るたびに親密さが増していってた事、
酔ったM子が、Sと何度も抱き合ったりしていた事、
たまに俺とM子が二人で来ることがあったが、
その2、3日後には必ずと言っていいほどSと来ていた事、
等でした。

俺は呆然と、俺の知らない間に
ずっとM子とSは今日の様な事を繰り返していたのかと、
改めて理解しました。

 

 
それにしても、俺といつも来ている店を浮気の現場にするなんて、
M子もSも何考えてんだ?
俺って馬鹿にされてるのかな、
それとも、もう眼中にも無いのかなって思うと、
また涙が滲んできました。

マスター曰く、普段俺と来ているこの店でデートすると、
二人とも燃えるらしいとの事でした。
マスターは、転勤前に嬉しそうに婚約指輪を見せながら、
M子との婚約を伝えていた俺が可哀相で
なかなか言い出せなかったそうで、
それを聞いた後、また俺は泣きました。

二十歳台半ばにもなった男が人前でえぐえぐ泣いているのは、
かなり見苦しかったと思います。

その後Barを出ましたが、
二人が寝ているM子の部屋に帰る事も出来ず、
その晩は近くのビジネスホテルに泊まりました。
結局、一睡もできないまま朝になりました。

夢や幻覚なら良いのにな…と思いつつ、
俺はM子のマンションへと向かいました。

 

 
そこで見たのは、マンションの入り口から
M子と一緒に出てきたSの姿でした。
別れ際に、二人は軽くハグをしていました。

ああ…、現実なんだなー…
ホント、その時の気持ちと言えば、
怒りとか悔しいとか情けない等はとっくに通り越していて、
ただ哀しい、それだけでした。

名残惜しそうにSに手を振っているM子の姿が、
まるで他人の様でした。
これが、ただ単に
SがM子の部屋から出てきた所を見ただけだったら、
その場で二人を問い詰める事も出来たんだろうけど、
その前の晩に強烈な浮気の現場を見てしまった後では
声をかける事も出来ませんでした。

結局、その日はM子と会うことなく、仕事先に帰りました。

 

 
その後の俺の様子はかなり酷かったみたいで、
会社の上司から休めと言われたほど憔悴していたようでした。

M子からは、
普段と変わらない様子で電話がかかって来ていました。
その日にあった事、今日何を食べたかなどの、
他愛も無い話です。

以前は、何でも無い事でもすごく楽しかった会話が、
あの時からは苦痛で仕方ありませんでした。
会話の度に、またSと会ったのか、
ひょっとしたら今一緒にいて、
行為しながら話してるんじゃないかと、
考えたくも無い妄想で気が狂いそうでした。

M子からは、俺がかなり気の無い
生返事をしていたように聞こえたんでしょうね。
「ねえ、ホントに聞いてる?」
と訊かれた事が、何回もありました。

そう言うこともあって、
M子は俺の様子がおかしいと感づいてきたんだろうと思います。

 

 
あの日から1週間ほど経ったある日、
M子がこんな事を訊いてきました。

M子
「ねえKちゃん、最近なにか様子が変じゃない?」
俺 
「ん?そうかな?」
M子
「何か電話しても楽しそうじゃないし、
Kちゃんから電話してくれてないし」

 「…そんな事無いよ…」

M子
「…ひょっとして、浮気してない?」

 「…………」

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